ベッティの場合
二年前に離婚。新しい夫トニーがいる。ユーモアを解し、ダンスもうまい遊び上手なのですが、男性に対しては、ことごとに批判的、攻撃的になってしまいます。
怒りの感情をコントロールできるとよいのですが―。

「私はまだ三十八歳なんですけど、もう男はごめんだわ。最初の男のフランクとは十年間結婚していたけど二年前に離婚したわ。
今の男のトニーはナイスガイだけど、他の男たちと一緒の時は、変に男つぶりを見せたがるのね。仲間と同じように振る舞うのよ。
そんな時、ほっぺたをひっぱたいてやりたいと思うわ」
こう語るベッティは魅力的な女性です。ユーモアを解し、ダンスも上手、楽しく遊ぶことも上手です。
彼女はすてきな愛情の関係を営む能力を持っているのですが、残念なことに、彼女の男性に対する批判的、攻撃的態度が邪魔しています。
このベッティのように、男性に対する批判的、攻撃的態度の虜となっている女性が多いのです。なぜ虜になるのでしょうか。
変わることを拒む男に対する怒りの感情にとらわれるからです。
一方では、幼い頃から言い聞かされてきたように、怒りを招く状況に耐えることがいいのだと思いながら、一方では怒りの感情を否定できずに、
フラストレーションを感じ、その結果、男性をいびるような態度をとったりするのです。
本章で提唱する怒りをコントロールするプログラムには、次の四つの目的があります。

(一)、怒りの感情を効果的にコントロールする。
(二)、自分をあわれに感じないようにする。
(三)、問題を、耐えるとか、不平を言う代わりに、解決することによってフラストレーションの度合いを低める。
(四)、自己主張の方法を学ぶことによって、対決の技能を高める。

あなたは自分の怒りの感情をコントロールできますか?素敵な結婚相手を見つけて素敵な新婚ライフを楽しんでください。

出典: